君
は
鶴
僕
は
亀
金糸
銀糸
が
結ば
れる
日
君
は
赤
僕
は
白
縁
の
糸
が
結ば
れる
日
遠い
場所
で
それぞれ
に
生まれ
出逢い
の
糸口
を
つかみ
織り上げ
た
綾
は
二人
の
錦
この
時
を
忘れ
ない
で
三三
と
九
度
の
夢
角
を
かくし
て
ほほえむ
君
白無垢
の
清らか
な
頬
唇
に
さす
紅
の
色
選ば
れ
た
人
が
集い
て
この
時
を
忘れ
ない
で
とりどり
の
涙
の
海
に
こぎ出し
て
行く
二人
三
千歳
と
八千代
を
超え
て
恋
は
愛
へ
と
姿
変え
て
いとおし
さ
に
至る
時
まで
この
涙
忘れ
ない
で
添い遂げ
て
看
取りあう
時
鶴亀
は
ひと
つ
に
なる